ひとりごと

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三島由紀夫という「人」を知っていますか。


 妊娠中の三島由紀夫の母のこと、特に三島の祖母と母の関係を少しだけ調べようと彼の評伝を図書館で借りた。判を捺したように三島の作品の引用でそのことを描いている。
 
 あるライターは、彼の小説が格好の評伝の資料で、彼を知る人々へのインタビューはほとんど必要がないとまで極言している。「いかがなものか」と私はおもった。たとえは悪いが犯罪者の自供を捜査もせず丸ごと信じ込んでしまっているお人好しの警察ではないか。「社会科教師。見てきたような嘘をいい」といった同僚の教師がいた。虚をもって実を教えるということだろう。

 見てきたような壮大なフィクションを仮構するのが作家の仕事。三島は。生まれてまもなく産湯を浴びた光景を覚えていると書いた。ボクシングの観戦記を、試合会場の別室でわずかな時間で物したという「伝説」もある。この二つのエピソードでこの作家のある部分は見えてくる。

 プロのライターが手もなく三島の筆先に踊らされている。その一人に前の東京都知事だった人もいる。彼の名誉のために言えばおそらく三島が嫌がっただろう事実まで掘り起こしてはいるのだが。他のライター同様見事に術中にはまっている。斬首された彼の首がほほえんでいる。

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